about「プレクスロガー」の仕組み
3つのデータ要素+記録トリガで、効率よくデータを取得!
- 3つのデータ要素
- 記録トリガ
高速映像とデータ波形を同期記録・再生、その場で解析
最大100,000fps(コマ/秒)での高速撮影が可能です。産業用途で最も多いミドルレンジをカバーしています。
また、撮影のきっかけとなるトリガ前後の映像・データを記録することができます。
トリガはボタン操作、映像の変化、データロガーの4chアナログ信号を用いた各種センサ(電圧、加速度、振動、音など)および、設備・装置の制御データからの電圧信号に対応。いつ起こるか予測できない事象でも、確実に記録・撮影できます。
解析映像事例歯車騒音の原因解析
<実際の映像>
<高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERの映像>
高速映像と騒音計(データ波形)を同期撮影・その場で確認することで歯車が左側にあたる際に音が生じていることが解析できました。
今までわからなかったことがわかる!
様々なシーンで活躍します!
スローモーション映像が撮影できるハイスピードカメラ(高速度カメラ)と、アナログ信号が取得できるデータロガーが一体となった「プレクスロガー」の複合計測機能を組み合わせることで、これまで困難だった様々なデータを簡単に取得することが可能です。
「プレクスロガー」の活躍の場は、次のような現場・シーンで生まれます。
開発現場で
- 見える化が進み、開発スピードが大幅にアップします。
- 関係者の間で、あらゆる情報を共有することができます。
- 問題の発生原因について、根拠付けをすることができます。
製造現場で
- 現場の作業者を、活人化することができます。
- 問題発生時に、工数を削減することができます。
- 問題発生後の改善効果について、確認を行うことができます。
さらに!撮影映像×記録データの組み合わせで
新たな問題解決も。
撮影映像ハイスピードカメラ(高速度カメラ)
新製品開発
- 引張、落下、衝撃、振動、回転状況
- 振幅、共振状況
- 噴霧、噴射状況
- 高速移動体
搬送
- つまり、引っかかり、噛み込み状況
- 脱落、挿入ミスの状況
加工
- 巻き線機の巻き取り状況
- NC旋盤動作状況
- 切削工具の刃先劣化分析
組立
- キャッチングミスの状況
- 脱落、挿入ミスの状況
その他
- 熟練作業者の手作業動作
アナログ信号データロガー
センサ
- 電圧
- クランプメータ
- マイク/騒音計
- ひずみゲージ
- ロードセル
- レーザ変位計
- 加速度センサ
- 角度計
- 熱伝対/湿度計
- 電界/磁界プローブ
装置
- 設備/装置の制御信号
- 設備/装置のエラー信号
撮影映像×アナログ信号の組み合わせで
各種業界に広がる活用シーン
自動車業界での活用例
- サスペンション振動時の挙動
- トランスミッション回転時の挙動
- パワーウインドウの挙動
- シャフトのブレ、ゆがみ
半導体業界での活用例
- ワイヤボンディング時の挙動
- LED、液晶などの挙動
- ノズル吸着、搬送NGの原因究明
- はんだ溶融時の挙動
産業機器業界での活用例
- 産業用ロボット開発時の検証、解析
- 切削、掘削など工作機械の挙動
- プリンタ(紙の給・排紙、搬送)の挙動
- 溶接時の挙動確認
大学・研究開発機関での活用例
- 建造物の耐震・制震・免震
- 医療分野での研究開発(リハビリなど)
- 材料、組成の研究開発
- 航空・宇宙の研究開発