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開発・生産現場での 長時間記録化のニーズに応え 高速ビジュアルデータロガー「PLEXLOGGER」に60秒間記録モデルを追加!

シナノケンシ株式会社(社長:金子元昭、以下シナノケンシ)は、高速映像と波形データを同期記録し、複合解析ができる高速ビジュアルデータロガー「PLEXLOGGER(プレクスロガー)」のラインナップに高速な動きを長時間撮影可能としたモデルを加え、7月上旬より発売を開始しました。
今回のラインナップ追加では、瞬間の動きを長時間解析したい自動生産設備の設計検証やチョコ停対策、自動車・産業機械の動き解析・衝撃安全試験や落下試験などの研究開発・生産技術・評価検証現場で悩んでおられるお客様のニーズに応え、60秒間の高速映像を記録可能としました。ラインナップ追加に加え現行製品機能も高速撮影速度を32,000fpsまでアップし、今までの製品がとらえ切れなかった高速な現象も撮影可能としました。

【新モデル投入の背景】

輸送機及び自動車(特にハイブリッド車、EV車)や産業機械の開発現場では、光・音・歪・振動・圧力・電流など各種のセンサーが使用され、それらの様々なセンサーや制御信号の波形データと高速な動作を取得するため長時間記録を求められてきました。
また、複合化・複雑化が進み、動作検証・衝撃安全試験・落下試験・騒音解析など、動作映像と波形データを同期させて解析することで、不具合や故障の原因究明及び動作の評価・検証を行うというニーズが高まっています。
しかしながら、従来は、映像と波形データを同期記録するためには、大がかりで重量のある機器を組み合わせ、セッティングにも手間がかかるため使い勝手が悪く、同期解析を行うには専用のソフトウエアの購入あるいは新規のプログラミングが必要になるなど、多くの課題がありました。
その課題に応えるため、シナノケンシでは、高速映像とデータ波形を同期記録し、その場でモニタ再生・解析できる、携帯性(可搬性)と操作性に優れた高速ビジュアルデータロガー(Plexlogger)を発売、これまでご好評をいただいてまいりました。しかし、高速映像と様々なセンサーや制御信号の波形データを取得するため長時間記録というお客様の声も多くいただいてきました。そこで、記録時間を最大60秒間、撮影速度を32,000fpsと製品機能を強化することで、より高い使い勝手をお客様に提供するため、今回の製品開発を行いました。

【製品の特長】

[1]シナノケンシの高速ビジュアルデータロガー「PLEXLOGGER」の高速度カメラ機能で撮影した映像を60秒間記録可能とし、測定対象のセンサーから収集した波形データを、詳細に複合解析することができます。
[2]シナノケンシの高速ビジュアルデータロガー「PLEXLOGGER」の撮像機能を32,000fpsまで撮影可能とし、より高速な動作検証を必要としているお客様にもその場で複合解析することができます。

(注)プレクスロガーは、高速映像と、音・歪・振動・圧力・電圧・電流などの波形データを同期記録・再生できます。また付属の解析ソフトウエア「PLEXLOGplus」の標準機能として、複数点の動線解析や距離、変位量測定、輝度・スペクトル分析(周波数分析)が可能です。

【期待される用途】

製品及び機械の動作検証・評価、生産設備のチョコ停、故障・不具合の解析、衝撃安全試験、製品や材料の変化・落下・振動試験、燃焼や化学反応の現象解析、人(スポーツ)や生物の動き解析

【おもな市場】

○各種メーカー:工作機械、電子部品実装及び半導体製造装置、医薬、食料・飲料、電子及び車載部品、自動車、輸送機、航空宇宙、金属・プラスチック加工、プリンター、製鉄・非鉄金属などの分野
○大学・研究機関:スポーツ科学・理工学・化学・生物学などの研究分野

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