内製しているコイル巻線機に、巻き乱れが生じたり、断線するケースが極まれに発生していました。一瞬の出来事で、何が原因かわらかないうえに、高速度映像に残しておこうにも、いつ起こるかわからず、再現するまでその場を離れることができないのは非効率で、ずっと悩んでいました。
断線した瞬間を撮影するために、巻き線のテンション装置から断線した瞬間にエラー信号を発信できるよう改造、高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERでそのエラー信号をトリガーに自動撮影できるよう設置しました。
高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERを設置した後は、不具合が発生すれば自動撮影を行うので、昼夜稼働させておき、別の業務を行っていましたところ、3日後、問題のエラーが発生し、現場に駆けつけるとPLEXLOGGERもその瞬間をきちんと撮影していました。
確認したところ、ガイドノズルに引っかかりが生じていることを確認できましたので、ガイドノズルを改造対策をおこないました。
おかげで問題であった断線するケースはなくなりました。
不具合現象が発生する設備を24時間監視して、撮影のタイミングを目視で確認していなくてはいけないところでしたが、高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERを使用すれば、例え1万回に1回しか起こらない不具合事象でも、自動録画してくれるのがいいですね。
また、不具合事象が発生するまでの間、その場にいなくてもよいので、別の業務にあたることができるのも助かります。
後日談ですが、実はてっきり巻き線のテンション装置が原因と思い込んでいました。なので、断線の映像を見たとき「なるほど、理屈ではそうだよな」と問題を複雑に捉えすぎていた事に気づかされました。ちなみに、現在は別の設備でチョコ停が発生しているので、前回と同じように高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERを設置してその瞬間が撮影できるのを楽しみにしているところです。
製品ライフサイクルが短命化しているため、生産技術の分野では新機種の立ち上げ・開発は時間との勝負です。
問題現象の希少化・複雑化により、なかなか再現しないというお悩みをお持ちではないでしょうか。
このように高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERに搭載されている各種トリガ・アナログ波形機能を用いることで1万回に1回しか起こらないような事象でも撮り逃しません。
またこちらの企業様には設備の設置場所、設備部品の変更、投入する部材の変更といった変動が起きたらその都度高速度カメラ(ハイスピードカメラ)+データロガーPLEXLOGGERで映像と各種波形を残すといったビジュアルトレースアビリティーの導入のご提案もさせていただきました。