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事故記録から運行管理まで次世代型ドライブレコーダーへの挑戦

ハードウェア設計

ハードウェア設計担当者

No1を目指して

カメラモジュールと画作りはドライブレコーダーの基本機能のコアになるところです。担当をまかせられることになってもちろんプレッシャーもありましたが、それ以上にやりがいのほうが強かったですね。ドライブレコーダーは映像の良し悪しだけで判断される製品ではないと思いますが、やるからにはとにかくどこよりもいい画作りをしようと考えました。

こだわり

まず第一に心がけたことは、逆光や夜間のような厳しい環境でも確認しやすい映像が記録できるような画像処理をほどこす点でした。実際にドライブレコーダーを導入されたお客様にお話しをお聞きしたところ、逆光や夜間の記録映像はとても見づらいというお声が多くあったからです。
ドライブレコーダーに限らずカメラ全般で言えることですが、カメラはイメージセンサーに取り込む光量を自動で調節する機能を持っています。いわゆるAE(Automatic Exposure:自動露出)といわれるやつです。もう少し分かりやすく言いますと、明るいところでは取り込む光量を抑えようとし、暗いところでは光を多く集めて見やすい画像にしようとする機能ですね。人間の目と同じです。ただ、自動調節といってもどのカメラでも同じわけではなくて、実際には各社が予め設定したアルゴリズムをもとに調節されるわけで、ここの設定がうまくいっていないと明るいところでは白飛びしてしまい、暗いところではノイズが多くなって確認しづらい画像になってしまいます。私もここの設定が一番苦労しました。具体的にはAEの応答性とステップ幅のバランスです。応答性が速すぎるとちょっとした明るさの変化で明るいところに合ったり暗いとこ合ったりして、輝度変化の多いちらついた映像になってしまいます。ステップ幅も同じようなことが言えます。一番いいバランスを設定するために、画像を撮って確認してはパラメーターを調整し、また撮っては確認、調整、その連続でした。その甲斐あってか、市場に出ているドライブレコーダーの中ではかなりいいほうの設定になっていると思います。導入時には「とりあえず見えればいい」というお客様もいらっしゃいますが、当社の記録映像を一度ご覧頂ければ必ず気に入っていただけるはずです。

オプションカメラにもこだわり

当社のドライブレコーダーは、車内や車外も同時に記録できるようにオプションカメラが最大2台まで取り付けできるようになっています。そのオプションカメラにも私ならではのこだわりがあります。車内ということで、場合によっては車外の明るさの割りに暗くなってしまうことが想定されます。ですので、低照度に強いものにしました。具体的に言うと、夜間のバス車両内でも比較的良く撮れます。
あとは、本体にあるカメラにも言えることですが温度特性に強いということです。基本的にカメラは極端な高温や低温に弱く、そのような環境で撮った画像は見た目がぼやけたり、色が変化したりしてしまいます。温度特性に弱いドライブレコーダーで撮った映像がどうなってしまうかは、真夏や真冬に長時間駐車したあとの車内を思い出していただければ容易に想像がつくでしょう。その点当社のオプションカメラは、暑いところでも寒いところでもエッジや色が悪くならないようになっていますので、安心してお使い頂けると思います。車内記録のニーズが高いバス車両や警備車両をお持ちのお客様には、当社のドライブレコーダーを強くお勧めいたします。

今後の展望

冒頭でも申し上げたとおり、画像の良し悪しだけで判断される製品ではないと思いますが、私の役目は映像記録というドライブレコーダーとしての基本機能を出来る限り向上させていくことだと考えています。より見やすく、そしてこれまで見えなかったところが確認できる、そんな機能向上を目指していきます。


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